【保育士のストレス】オンラインカウンセリングで「つらい」を解消へ

子どもたちの成長を間近で見守る保育士の仕事は、大きなやりがいと喜びを与えてくれます。しかしその裏側で、保育士が職場で何らかのストレスを感じているという厳しい現実があります。
保育士として働く中で、「この程度のことで弱音を吐くのはプロじゃない」と、つらい気持ちを我慢していませんか。ストレスは心と体に様々な形で現れる重要なサインであり、放置することで大きなリスクにつながる可能性も。
厚生労働省が2022年にまとめた東京都保育士実態調査によると、過去に保育士就業経験がある者の実態の保育士を辞めた理由(複数回答)では、「職場の人間関係」31.5%で最も多く、次いで「仕事量が多い」23.1%、「給料が安い」22.1%と続いています。
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厚生労働省 2022年 東京都保育士実態調査結果を参考に作成
そこで今回の記事では3つの事例をもとに、ストレスの原因や放置するリスクを紹介します。また、忙しい保育士だからこそ活用したい「オンラインカウンセリング」の具体的なメリットについても詳しく解説します。
【事例でわかる】保育士が直面する3大ストレスの原因と放置するリスク
保育士のストレスは、職場の人間関係、仕事量の多さ、給料が安く労働時間が長い、という3つの主要な原因に集約されます。ここでは具体的な事例を通して、そのストレスが心身にどのような影響を及ぼすかを見ていきましょう。
事例1:保育士同士の人間関係に悩むAさんのケース
入職5年目のAさんは30代。ベテランのF主任と同じフロアで働いています。Aさんは、自分の担当クラスの運営や活動について、より良い方法を模索し実践しています。しかし、F主任は「自分のやり方が最も正しい」という考えが強く、Aさんの新しい取り組みや効率的な工夫に対して、公然と否定的な言動を繰り返します。
具体的な言動の例
- Aさんが手早く作成した掲示物に対し、「手間を惜しむと、愛情が伝わらないわよ」と皮肉る。
- Aさんが他の先生に相談していると、「人の意見ばかり聞かないで、自分で考えなさい」と、連携自体を否定する。
園内はF主任の発言力が強いため、他の同僚もF主任を恐れ、Aさんの状況を見ても助け舟を出したり、相談に乗ることが難しい環境でした。そのためAさんは職場での孤立感を深めていきます。
Aさんに現れた変化と心境
「何をしても否定される」「園に行くのが怖い」という気持ちが強くなり、自分の保育に自信が持てなくなりました。以前は楽しかった企画会議でも、F主任の顔色をうかがい、発言をすることができなくなりました。
園に向かう出勤途中では、胃がキリキリと痛み、動悸や吐き気を感じるようになりました。週末も仕事のことが頭から離れず、リラックスできなくなり、慢性的な睡眠不足に陥っています。
上司からのハラスメントによるメンタル不調へ
職場でのハラスメントに近い環境に身を置くことで、Aさんは極度の緊張状態が持続しています。このストレスが長期化すると、適応障害やうつ病といったメンタルヘルスの不調を引き起こすリスクが非常に高まります。特に、逃げ場のない職場で孤立感が加わると、自己肯定感の低下が深刻になります。
事例2:終わりの見えない仕事量に苦しむBさんのケース
勤続2年目のBさんは40代。比較的大きな園の年少クラスの担任をしています。Bさんが働く園では、年間行事の数が多い上、手作りの教材や装飾を重んじる園風があります。また、保育の質を保つために日誌や連絡帳の記述量も多く求められます。
具体的な業務過多の状況
- 子どもの安全管理、連絡帳、日誌、週案・月案の作成などの通常業務の増加。
- 運動会や発表会に向けた企画立案、衣装制作、大道具作りなど、行事の準備
- 園内研修のレポート作成、次年度の教材準備、備品の在庫チェックなどの事務作業
これらの業務を勤務時間内に終わらせることが難しく、Bさんは毎日1〜2時間の残業に加え、行事の直前には自宅に持ち帰って制作物を進めることが常態化しています。
Bさんに現れた変化と心境
常に「あれもこれも終わっていない」という焦燥感に追われ、休日に唯一の楽しみだった趣味をする気力もなくなりました。「あと少し頑張れば終わるはずだ」と自分を追い込む一方で、「心を無にしてひたすら取り組むしかない」と自分に言い聞かせることで、何とか仕事を続けている状態でした。
また仕事の持ち帰りによる睡眠不足が続き、日中の保育中に強い倦怠感や集中力の低下を感じるようになりました。加えて疲労から免疫力が低下し、体調を崩しやすくなっています。以前は大好きだった子どもたちと触れ合う瞬間さえも、「負担」に感じてしまい、自己嫌悪に陥っています。
仕事量の多さによる燃え尽き症候群
慢性的な睡眠不足と過重労働は、肉体的な疲労だけでなく、抑うつ状態を引き起こす最も大きな要因の一つです。Bさんのように、物理的な限界が来たことで子どもを負担に感じるという感情が出てくるのは、燃え尽き症候群(バーンアウト)が始まっているサインです。このような状態が続くと、心身ともに回復が困難になる可能性があります。

事例3:報われない労働条件にモチベーションを失ったCさんのケース
新卒で地方の保育園に入職したCさんは20代。保育士の仕事にはやりがいを感じていますが、労働条件が大きなストレスとなっています。
Cさんがストレスを感じている労働条件
基本給は手取りで17万円台と低く、生活のやりくりのため常に節約が必要ですが、就業一時間前に出勤をして掃除や準備、帰りは残務処理などに追われるため、帰宅時間は毎日遅くなってしまいます。
また、これだけ労働時間が長く忙しくても給与や待遇に反映されず、Cさんは、自分の仕事が社会的に非常に重要であるにもかかわらず、「なぜこれほどに報われないのだろうか」という強い不公平感と不満を抱えています。
Cさんに現れた変化と心境
入職当初の「子どものために頑張りたい」という情熱は、次第に「最低限の仕事だけこなせばいい」という諦めに変わってしまいました。仕事の疲れから、友人との交流やスキルアップをする時間も金銭的余裕もなく、「このまま一生この生活が続くのか」という将来への不安が募っています。
モチベーションの低下から集中力が散漫になり、簡単なミスが増え、さらに自己嫌悪に陥るという負のループに陥っています。
労働環境と報酬のミスマッチによるモチベーションの低下
労働環境と報酬のミスマッチは経済的な問題だけではなく、「職業的自尊心」を大きく損ないます。
Cさんは「自分の仕事は正当に評価されていない」と感じており、モチベーションを保てない状況になっています。このケースはメンタルヘルスだけでなく、職場への貢献意欲や保育の質の低下にも直結する深刻な問題であるといえます。
ストレスを放置せず心の健康を守る大切さ
事例で見たように、ストレスの放置は心身の健康と、保育の質の維持に大きな影響を与えます。
心の健康を守る大切さ
放置されたストレスは、事例で触れたようなメンタル不調につながり、休職などで長く現場を離れるケースが増えています。保育士として長く活躍するためには、まず自分の心の健康を守ることが大切です。
多忙な保育士に最適なオンライン相談で心を守る3つのメリット
ストレスが限界に達する前に、「誰かに話す」ことが最重要です。しかし、仕事で疲れているのに、カウンセリングルームまで行くのは、時間的にも精神的にも大きな負担です。
そこで提案したいのが、多忙な保育士のライフスタイルに完全に寄り添うオンラインカウンセリングという選択肢です。
メリット1 場所と時間に縛られない「究極の気軽さ」
オンラインカウンセリングなら、カウンセリングルームへの往復時間が一切不要です。休日を削ることなく、平日の勤務で疲れていても、夜間や少しの空き時間を見つけて、リラックスした状態で、自分自身のケアに専念できます。
メリット2 安心して利用できる心理的なハードルの低さ
オンラインカウンセリングはスマホやPCからカウンセリングが受けられるので、初めて専門家に相談する際のハードルが低いのも大きなメリットです。
また、人間関係の悩み、燃え尽き症候群、キャリアの不安など、相談したい内容に合わせた専門家を選ぶことで、「仕事の話をしても大丈夫かな」という不安がなく、信頼して本音で話しやすくなります。
メリット3 ストレスの根本解決に向けた専門的なサポート
友人や同僚への相談では、共感を得られる一方で、根本的な解決策を見つけるのは難しいケースがあります。
メンタルヘルスの専門家であるカウンセラーへ相談することで、事例で見たようなストレスの構造などを客観的に分析し、具体的な技法に基づいた、問題解決に向けた専門的なサポートを得ることができます。
オンラインカウンセリング利用者の声
保護者対応で心身ともに疲弊していました。このオンラインカウンセリングは、仕事終わりでも自宅からスマホ一つで受けられる手軽さが本当に助かりました。
持ち帰り仕事が多く、プライベートの時間が削られていくことに焦りを感じていました。このままでは燃え尽きてしまうと思い、誰かに話を聴いてほしくカウンセリングを受けました。カウンセラーの『頑張りすぎないでいい』という言葉に救われ、優先順位の見直しなどを行える余裕ができました。
初めて大きなクレーム対応をした後は不安で眠れない日が続いていましたが、オンラインカウンセリングを利用したことで心が軽くなり、久々によく眠れるようになりました。
「つらい」と感じたら、まずオンラインカウンセリングで一歩踏み出そう
保育士の仕事をする中で、もしも「つらい」「休みたい」と感じたら、専門家のサポートを受けて自分自身の心を守ることが大切です。
自宅から気軽に利用できるオンラインカウンセリングなど、適切なサポートを受けることを検討してください。ご自身の心と体を大切にして、長く保育の現場で活躍し続けられることを願っています。
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