現代はストレス社会とも呼ばれ、誰もが悩みや不安を抱えながら生きています。
「ちょっと調子が悪い」「最近、なんだかうまくいかない」 そう感じることは誰にでもある自然なことですが、それが続くと心身に影響を及ぼし、日常生活に支障が出る場合もあります。
また、不安な気持ちや悩みを相談したいと思っていても、クリニックや心理相談室などに行って「カウンセリングを受ける」という選択をすることはハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし近年では、オンラインでもカウンセリングを受けることができるサービスも増えてきており、日本でも「カウンセリング」という言葉が浸透しつつありますが、どのような状況になれば利用した方がよいか、利用するタイミングがわからないと思う方もいるかもしれません。
この記事では、どんな時がカウンセリングを受けるタイミングなのかを6つに分けて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
カウンセリングとは
カウンセリングとは、相談者が抱える悩みや問題について、専門的な知識と技術を持ったカウンセラーが寄り添いながら話を聴き、相談者自身が解決策を見つけ出せるようサポートするプロセスです。
カウンセリングを受けたほうがいいタイミング
カウンセリングは病気の診断や治療などの医療行為の場ではなく、カウンセラーに相談することで 自分自身と向き合い、こころのモヤモヤを整理し、より良い方向へ進むためのサポートを受けることができる場です。
この章では、どんな時にカウンセリングを利用すると良いのかについて解説していきます。
1.感情のコントロールがむずかしいと感じるとき
最近、急に涙が出たり、怒りがこみ上げて抑えられなくなることはありませんか。自分でも理由がわからないまま感情が不安定になることが増えてきた場合、こころが疲れているサインかもしれません。
特に、ストレスが蓄積していると、感情のコントロールがむずかしくなることがあります。カウンセリングでは、感情の揺れを解消するためのサポートを受けることができます。
2.日常でストレスや不安を抱えているとき
仕事やプライベートを含め、日常生活で様々なストレスや不安や悩みを感じる場面はあります。それらが原因となり、朝起きるのが辛い、仕事に集中できない、いつもイライラするといったような心身への影響が出る場合があります。
しかし、「まだ頑張れる」「カウンセリングを受けるほどではない」とついがまんをしてしまうものですが、こころのSOSを無視し続けると、身体の不調だけではなく、メンタル不調につながることも考えられます。
こういった場合にカウンセリングを利用することで、不安や悩みを和らげることが期待できます。カウンセラーは専門的な知識を用いながら、あなたのこころのモヤモヤを整理し、不安解消に向けたサポートを行います。
3.人間関係で問題や困難が生じたとき
職場での上司や部下、同僚とのコミュニケーションがうまくいかない、家族との不和、友人とのすれ違いなど、人間関係の悩みは時に大きなストレスや不安につながる要因となります。
「自分さえがまんすれば」「時間が解決してくれる」そう考えてしまうことはありませんか。
時間が解決するという言葉もありますが、生活の中で切り離すことがむずかしい人間関係の悩みをがまんをし続けることは、メンタル不調を抱えるきっかけになることもあるため注意が必要です。
人間関係で問題や困難が生じた際は、第三者の専門家からのサポートは何より役立ちます。
カウンセリングでは、客観的な立場から問題を整理し、気持ちを整理するお手伝いをします。そして、より良いコミュニケーション方法や問題解決の糸口を一緒に探していくことができます。
4.トラウマや過去の辛い出来事を乗り越えるため
過去のつらい経験やトラウマは、ふとした瞬間に蘇り、私たちのこころを苦しめることがあります。一人で抱え込み、長い間苦しみ続けていませんか?
心理カウンセリングでは、 カウンセラーがトラウマや過去の辛い出来事に寄り添いながら、乗り越えるためのサポートを行います。
トラウマに対処するための様々な方法を学ぶことで、過去の出来事から受ける影響を軽減することができるでしょう。
5.ライフステージの変化や転機に直面しているとき
人生には様々な転機があり、喜びや期待とともに、大きな不安やストレスを感じる場面も訪れるでしょう。
環境や役割の変化に戸惑い、今後の生活や将来について、漠然とした不安を感じることもあるかもしれません。
カウンセリングでは、カウンセラーがあなたの状況や気持ちに寄り添いながら、変化の過程で生じる様々な感情を整理するサポートをします。将来への不安や具体的な悩みに客観的な視点を取り入れることで、よりバランスの取れた判断ができるかもしれません。
6.自分の棚卸、自己成長のため
「今の自分を変えたい」「もっと成長したい」そんな風に思うことはありませんか? しかし、具体的に何をすれば良いか分からない、一人で考え込んでしまう…。 そんな時こそカウンセリングが有効です。
カウンセリングは、自分の内面を深く掘りさげながら、自身の思考パターンなどを探り、あなた自身の価値観や強み、課題などに気づくきっかけになるかもしれません。
「なりたい自分」を明確にし、具体的な目標や行動計画を一緒に考えていきます。焦らず、ご自身のペースで、自己理解を深め、成長を促せるようサポートします。
自己診断のリスクや注意点について
インターネットや書籍などで手軽に医療情報に触れられるようになった現代において、自身の症状を検索し、「もしかして〇〇という病気なのでは?」と不安を抱く人は少なくありません。
しかし、誤った自己診断によって不安が増大してしまう可能性があります。インターネット上の情報は断片的であることが多く、自身の症状に当てはまる情報だけを受け取ることで、さらに不安を感じる場合もあります。
また、症状が似ていることから自己診断で病気であると思い込んでしまうことや、間違った自己診断によって問題解決や、適切な治療が遅れてしまう可能性もあります。
自身の健康状態に不安を感じたら、まずは医療機関を受診し、医師による適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
自分に合った相談先を見つけよう
こころの悩みは、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することが大切です。 しかし、誰に相談すれば良いか分からない、相談しにくい内容もあるかもしれません。 そのような場合は、以下のような相談先も検討してみましょう。
電話相談窓口
「よりそいホットライン」「心の健康相談統一ダイヤル」など、匿名で相談できる窓口があります。
精神保健福祉センター
精神的健康の向上及び精神障害者の福祉の増進を図るための総合機関として、各都道府県に設置されており、無料で相談することができます。
医療機関
精神科、心療内科、メンタルクリニックなど、専門医に相談することができます。
カウンセリングルーム
民間企業が運営するカウンセリングルームでは、専門のカウンセラーに相談することができます。また、最近では、カウンセラーが常駐している企業もあります。
オンラインカウンセリング
医療機関やカウンセリングルーム、公的機関や社内外の相談窓口など、カウンセリングを受けることができる場所は日本でも増えつつありますが、忙しい私たちが利用しやすいのが、オンラインカウンセリングです。
スマホひとつで予約からカウンセリングまでが可能
オンラインカウンセリングは自宅などのリラックスできる場所から、パソコンやスマホで誰でも簡単に予約ができるため、気軽に利用しやすいサービスです。
交通費や場所を移動する時間を省くことができるだけでなく、悩みを話したい、自分の話を聴いてほしいと思ったその日に予約をして、カウンセリングを受けることも可能です。
こころのモヤモヤがある時はオンラインカウンセリングを
人間関係で悩んでいる、不安で眠れない時がある、最近気分が晴れないなど、こころにモヤモヤがある場合は、オンラインカウンセリングを視野に入れるのもよいかもしれません。
カウンセリングは週に一度など、継続して行うことが効果的ですので、気軽に利用できるオンラインカウンセリングを検討してみるのもよいでしょう。
カウンセリングに対するQ&A
まとめ
「ちょっとつらいな」「モヤモヤするな」と感じたら、カウンセリングを検討するサインかもしれません。
また、自己認識を高め自己成長を行いたい場合にもカウンセリングは大変有効です。メンタルヘルスの専門家と一緒に、自分自身を深く見つめ直してみませんか?
カウンセリングはあなたがより自分らしく、そしてより豊かな人生を送るための、心強いサポーターとなってくれるはずです。まずはオンラインカウンセリングからはじめてみるのがおすすめです。
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オンラインカウンセリング mezzanine(メザニン)のご紹介
メザニンコラムを発信しているオンラインカウンセリングサービス「mezzanine(メザニン)」。臨床心理士や公認心理師、精神保健福祉士、EAPメンタルヘルスカウンセラー(eMC)などの専門資格をもつカウンセラーから「オンライン」でカウンセリングを受けられます。