仕事の悩み

仕事のストレスや職場の悩みを相談できる「オンラインカウンセリング」を選ぶ際のポイントとは

就業時間8時間、休憩1時間、通勤時間は往復で2時間。一般的なビジネスパーソンの働き方を見ても、1日のうちの10時間以上も仕事に係る時間を費やしています。

中には連日の残業で所定外労働が続いている、ハラスメント行為を受けているというように、毎日の中で長期的にストレスにさらされているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。

今回の記事では、仕事のストレスや職場の悩みに対して有効なカウンセリングのメリットについて徹底解説していきます。

また、カウンセリングに対する誤解についても併せて紹介していきますので、仕事に対する悩みがあってもカウンセリングを受けるのはハードルが高い、何を話したらいいかわからないという方は、ぜひ参考にしてください。

仕事のストレスとは何か

仕事のストレス
仕事の量 残業が多い
業務量が多い
仕事の質 仕事にやりがいがない
今の仕事に向いていない
人間関係 上司や部下、同期と合わない
社内で嫌われているかもしれない
苦手な人がいる
キャリア 昇進・昇格による新たな仕事の責任
会社の将来性への不安
仕事が続かない

1つずつ順番に見ていきましょう。

1.仕事の量

残業が多い

気づけば就業時間外まで仕事を続けているということが増えたなど、定時を過ぎて働くことが習慣化されると、仕事とプライベートのバランスが崩れ、家庭生活や趣味、リラックスする時間を確保することが難しくなります。

業務量が多い

業務量が多く、短い期間で多くの業務をこなさなければならないと感じると、作業の品質や精度が損なわれ、ミスにつながる可能性が高まります。これによって更なる時間とエネルギーが費やされた結果、ストレスが蓄積されていきます。

2.仕事の質

仕事にやりがいがない

仕事に対して達成感を得にくいと、やりがいを感られずモチベーションの維持が困難になることがあるでしょう。

また、仕事の価値を見出せない単調な作業や、挑戦のない業務を繰り返し行っている場合は、ストレスが生じやすくなります。

今の仕事に向いていない

自分に合わない仕事や、どうしても興味、関心を持てない仕事をしていると、日々の業務が苦痛だと感じるようになります。

自分の仕事に合わない仕事や関心を持てない仕事では、成果を挙げることが難しくなるケースが多いため、ストレスにつながると考えられています。

3.人間関係

上司や部下、同期と合わない

上司や同僚との対立や不和、意見の不一致が続くと、コミュニケーションが円滑でなくなり、業務の進行にも大きな影響を及ぼします。

社内で嫌われているかもしれない

同僚や上司との関係に不安を感じると、職場で満足なコミュニケーションを取ることが難しくなるため、孤立するケースもあります。

また、上司や同僚、先輩などから継続的にいやがらせを受けているようであれば、ハラスメントに該当するケースもあるため、誰かに相談できないという状況にストレスを感じるでしょう。

職場に苦手な人がいる

特定の同僚や上司との関係が悪化すると、協力関係を築くことが難しくなるためストレスが増幅されます。

また、ハラスメント行為に該当するのか分からない「グレーゾーン」の嫌がらせなどを受けていると社内で相談することが難しく、ストレスをため込んでしまうケースがあります。

4.キャリア

昇進・昇格によ新たな仕事の責任

昇進や昇格によって新しい責任が生まれることは一般的です。しかし、これらの新しい責務やプレッシャーに対処するスキルや自信がない場合、ストレスが高まります。

また、新しい役職への適応が難しいと感じると、自己評価の低下によってストレスが生じます。

会社の将来性への不安

会社の将来性に対する不安は、経済の不安定さや競争激化など外部環境の要因によって引き起こされることがあります。

不安定な経済状況や業界の変化によって会社の将来性が揺らぐと、従業員は安定感を失い、ストレスを感じることがあります。

仕事が続かない

仕事の不安定さや継続性の欠如は、経済的な不安定感やキャリアの不確実性を引き起こします。

とくに継続的な収入や安定した職場環境がない場合は、生計を立てられるかどうかという不安が生じ、精神的にも不安定な状態になる傾向があります。

これらのストレス要因に対処するためには、適切なサポート体制や、必要に応じたカウンセリングやメンタルヘルスのサポートを受けることが重要であるとされています。

しかし中には、カウンセリングを受けてみたいけれど、なかなか踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

次の章では、カウンセリングに対する誤解について、詳しくみていきます。

カウンセリングに対する3つの誤解

カウンセリングに対して多いとされる誤解の中で、一般的に多いとされるのは以下の3つです。

  1. 軽い悩みだと利用しにくい
  2. 話してもなにも変わらない
  3. カウンセリングは気軽に受けられない

順番にみていきましょう。

1.軽い悩みだと利用しにくい

現在でも、メンタルヘルスの専門家に相談をするのは、悩みで心や身体が弱っていて、欠勤が続いているような深刻なケースだろうと考える方が多いのではないでしょうか。

しかし、「仕事量が多くて辛い」「上司とどうしてもうまくいかない」という、多くのビジネスパーソンが抱える悩みだからこそ、カウンセリングが有効であるといえるのです。

些細に感じるストレスだからこそ話してみよう

仕事の悩みが生じると、多くの場合は上司や家族、友人に相談することが一般的です。

しかし、結局は何の解決策も得ないままだった、むしろ悩みを相談される側に回ってしまい、さらに気持ちがしんどくなった、という経験をした方もいるのではないでしょうか。

日常にある些細なストレス、軽い悩みこそメンタルヘルスのプロであるカウンセラーに話していくことが効果的とされています。

2.話してもなにも変わらない

仕事でのストレスがある場合、飲酒や喫煙量が増加したり、仕事で嫌なことを忘れるために推し活に熱中したり、不安感から当たると評判の占いに行くなど、個人によって取る行動はさまざまです。

しかし、思うようにストレスを発散できない、もしくは自分の欲しい回答が得られないなどの場合は、さらに依存度が深まる可能性があります。

この状態は悪循環を招き、最終的に欲しい言葉を見つけても、そんな風になるはずがない、今こんなに辛いのに、そんな言葉は信じられない、といったようにネガティブな状態に陥ることも考えられます。

自分自身の感情と向き合うプロセス

カウンセリングでは、気持ちを話すことで自分自身の感情を整理でき、悩みや課題に対して、どういう姿勢をとることが良いかなどを考えることができます。

カウンセラーは悩みや課題を解決するための提案をするのではなく、相談者自身がどう向き合っていくかなど、方向性を探るサポートを行っていきます。

ひとりで考えていただけでは見えてこなかった、自分自身の気持ちを知ることも期待できます。ストレスに感じていることありのままをカウンセラーに話してみることで「気づき」を得ることも期待できます。

3.カウンセリングは気軽に受けられない

「仕事が辛い」「仕事に行きたくない」と悩み、「誰かに相談したい」と思っても、「カウンセリングは行きにくい」と感じ、結局はそのままになっているというビジネスパーソンもいるのではないでしょか。

相談したいという気持ちがあっても、カウンセリングを受けていることが誰かに知られたらと、周囲の目を気にしている場合もあるかもしれません。

予約も簡単なオンラインカウンセリング

現在ではインターネットの普及により、オンラインカウンセリングサービスも充実していますので、カウンセリングを受けるまでのハードルが高いと感じていた方でも、気軽に受けることができます。

オンラインカウンセリングであれば、自宅などのリラックスできる場所から相談をすることが可能なので、直接カウンセリングルームに出向くのは難易度が高いと感じている方こそ利用したいサービスです。

スマートフォンから簡単にweb予約ができるので、相談したいときすぐに相談できるのもオンラインカウンセリングのメリットのひとつです。

オンラインカウンセリングを選ぶ際のポイント

ここからはオンラインカウンセリングを選ぶ際のポイントについて紹介していきます。

資格を有しているカウンセラーが揃っているか

カウンセリングを受ける際には、資格を持った専門性の高いカウンセラーが揃っているかどうかを確認することが大切です。

また、カウンセラーのプロフィールが充実しているなど、カウンセラーがどんな人なのかがわかるカウンセリングサービスなのかどうかも、しっかりと確認してみましょう。

資格を持った専門性の高いカウンセラーからのカウンセリングを受けることで、効果的なサポートを受けることが期待できます。

仕事の悩みに特化したカウンセリングが受けられるか

仕事の悩みに特化したカウンセリングサービスを選ぶことも重要です。

自身の悩みに対応できるカウンセラーに悩みを話すことで、人生において重要な割合を占める「仕事の悩み」に向き合うことができるはずです。

わかりやすい明朗会計の料金

オンラインカウンセリングを利用する際には、料金体系が明確でわかりやすいサービスを選びましょう。

明朗な料金体系のカウンセリングサービスを利用することで、予算を立てやすく、利用料金に対して不安を感じることもなくなります。

以上のポイントを確認することで、適切なカウンセリングサービスを選ぶことができ、自身のニーズに合ったサポートを受けることが可能になります。

オンラインカウンセリングを活用するヒント

カウンセリングを受ける前に、自分の気持ちや話したいことを紙に書き出してみましょう。

これによって自分の気持ちを整理し、カウンセラーに的確に伝えることができます。

うまくまとめられない場合でも、その旨をカウンセラーに伝えれば大丈夫です。カウンセラーは悩みに寄り添い、サポートしてくれるでしょう。

インターネット環境を確認しておく

カウンセリングを行う際に使用する機器の確認をしていきましょう。

オンラインカウンセリングサービスでは、インターネットに繋がったパソコンやスマートフォン、タブレットなどを使用してカウンセリングを行うことが一般的です。

インターネットや機械に不慣れな方でも、オンラインカウンセリングサービスを提供している会社のwebページをチェックすると、必要な準備の説明が詳しく掲載されていますので、ひとつずつチェックをしていくとよいでしょう。

カウンセリング前にこれらを確認しておくことで、スムーズにカウンセリングを受けることができます。

まとめ

今回の記事では、仕事のストレスについてや、仕事で悩んだ際に相談できるカウンセリングの有用性とメリットについて徹底解説してきました。

カウンセリングはハードルが高いと感じている方こそ、悩んだ時にぜひとも利用したいのが、予約も簡単にできるオンラインカウンセリングです。

現在の仕事について悩んでいる、ストレスを感じているようであれば、オンラインカウンセリングでメンタルヘルスのプロであるカウンセラーに相談をしてみましょう。

 

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メザニンコラムを発信しているオンラインカウンセリングサービス「mezzanine(メザニン)」。臨床心理士や公認心理師、精神保健福祉士、EAPメンタルヘルスカウンセラー(eMC)などの専門資格をもつカウンセラーから「オンライン」でカウンセリングを受けられます。

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