仕事の悩み

職場で受けているのはハラスメントかも。辛いときはオンラインカウンセリングを

メザニン【仕事の悩み】職場で起きやすいハラスメントとは?

もしかして職場で受けているのはハラスメントかも。誰かに相談したいけれど過敏に反応しているだけと言われたらと悩んでいませんか。

この記事では、ハラスメントの種類や、ハラスメントを受けた場合の対処法について紹介していきます。

ハラスメントとは

「ハラスメント」という言葉を耳にする機会は多いですが、一体どのような意味を持つ言葉なのでしょうか。

harassment/ハラスメント

ハラスメントとは相手に対して言葉や言動などで「いじめ」や「いやがらせ」を行うこと。相手を不快にさせたり、人間としての尊厳を傷つけるなどの迷惑行為を意味します。

職場でハラスメントが発生すると、従業員がメンタルヘルス不調に陥りやすくなり、休職や離職へと発展するケースもめずらしくありません。

企業としても生産性の低下が予想されますので、ハラスメント防止対策の強化をしていくことが強く望まれています。

「いやがらせ」の相談件数は8万件以上

厚生労働省がまとめた「個別労働紛争解決制度の施行状況」の中の「民事上の個別労働紛争相談件数の推移(相談内容別)」をみると、2021年度の「いじめ」や「いやがらせ」の相談件数は、述べ352,914件中86,034件と全体の4割を占める結果となっています。

参照)厚生労働省 | 2021年度個別労働紛争解決制度の施行状況 第1表を加工して作成

「いじめ・いやがらせの相談件数」は、新型コロナウィルスの影響もあり2020年度は相談件数が減少しましたが、2022年度には再び増えており、ハラスメントの相談は年々増加傾向にあるといえます。

参照)厚生労働省 | 2021年度個別労働紛争解決制度の施行状況

ハラスメントによる心身への影響は?


参照)厚生労働省 | 2020年職場のハラスメントに関する実態調査について
上記のグラフは、過去3年間にパワハラやセクハラなどの著しい迷惑行為を経験した男女に対して行った調査です。

複数回答ですので重複して回答している部分もありますが、70.6%の方が「怒りや不満・不安」を感じています。また「仕事に対する意欲が減退した」が62%、「職場でのコミュニケーションが減った」36.8%、「眠れなくなった」23.1%、「会社を休むことが増えた」9.4%と仕事に影響が出ていることがわかります。

さらに、パワハラを受けたことによるメンタルヘルスの不調があらわれている割合も多いことがわかります。

ハラスメントに共通していることは?

職場でのハラスメントでは、ハラスメントを行っている側に自覚がない、もしくは意識が薄いという背景があります。しかし、全てのハラスメントに共通していることは、相手を不快にさせたり人間としての尊厳を傷つけるということです。

もしも会社での業務が困難になるようなハラスメントを受けているなら、相談窓口に相談をしてみましょう。窓口に行くにはハードルが高いと感じたら、まずは専門家であるカウンセラーに相談をしてみてもよいでしょう。

では、職場で起こる代表的なハラスメントの種類から順番に見ていきましょう。

代表的なハラスメント3種類

1.パワーハラスメント(パワハラ)

職場での業務上、適正な範囲を超えた「いやがらせ」
精神的・身体的な苦痛を与えて業務を妨げる

  • 精神的・身体的な苦痛を与えて業務を妨げる
  • 営業成績が悪いからと殴るなどの暴行を加える
  • お前はバカだからこんなこともできないんだなどの発言

2.セクシャルハラスメント(セクハラ)

職場での性的な「いやがらせ」
相手の意に反した性的な言動・行動によって業務上での不利益を与えたり、職場環境を悪化させたりする

  • 一方的に交際を迫り、拒否をするとクビにするぞと脅す
  • 今日もキレイだね、今日はメイク濃いけどデート?などの発言

3.マタニティハラスメント(マタハラ)

妊娠中や出産前後の女性を不当に扱う
出産や育児に係る制度を利用する女性に対して「いやがらせ」を行う

  • 妊娠してることを分かった上で重たいものを持たせる
  • 妊娠や出産をきっかけとした「いやがらせ」や不当な異動、または解雇に追い込む

多様化するハラスメント

パワハラやセクハラなど耳にしたことがあるハラスメントの他にも、ソーハラやテクハラなどの時代ならではのハラスメントも増えてきました。理由としては、生活スタイルの変化が挙げられます。多様化しているハラスメントの一例を見ていきましょう。

ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)
男性だから重いものを持たせる、女性だからお茶くみをさせるなど

モラルハラスメント(モラハラ)
態度や言動などでによる精神的な「いやがらせ」

アカデミックハラスメント(アカハラ)
「論文に名前を載せないなら、この大学に居れなくしてやる」
など、学術研究や教育現場において、不利益になるような言動や行動
教員から学生、または教員から教員に行われるハラスメント

テクノロジーハラスメント(テクハラ)
パソコンやITが苦手な人に対して行われる「いじめ」や「いやがらせ」

上記以外にも、例えば人種差別的な「いやがらせ」をするレイシャルハラスメント(レイハラ)や、女性だからスカートを履くことを強制する、男性だからスラックスを着用しなければ昇進させないなどの性的指向について不当な扱いをするソジハラスメント(ソジハラ)などもあります。職種によっても起こりうるハラスメントに違いが出ているケースもあります。

悩んでいるならオンラインカウンセリングで相談してみよう

2021年度に厚生労働省がまとめたハラスメント行為を受けた後の行動では、「なにもしなかった」と回答した割合がパワハラ35.9%、セクハラ39.8%と全体の3割を超えてもっとも多い結果となっています。

ハラスメントは放置しておくとエスカレートする場合があります。
辛い状況で悩んでいるのであれば、まずはできるところからはじめてみましょう。

記録を残しておく

もし相談をすることに迷っていたら、まずはどのようなハラスメント被害を受けたのか、日付や場所、内容などを記録してみましょう。録画や録音をしておくことも有効です。

社内の相談窓口に相談する

ハラスメントに悩んでいたら、窓口に相談することを視野に入れてみましょう。パワハラの証拠や記録がある場合は、問題解決に早くつながることも期待できます。

オンラインカウンセリングを利用する

社内に相談窓口があっても、相談をすることでかえって事態が悪化するのではないかと不安で相談ができないという方も多いのではないかと思います。ハラスメント被害の相談をするのはとても勇気がいることです。

とくにメンタル不調に陥っている場合は、日常生活に精一杯で余裕がないこともあります。

国が開設している相談窓口の対応時間に間に合わない、電話ではなかなか思うように相談ができないかもと思ったら、オンラインカウンセリングを視野にいれてみましょう。

専門のカウンセラーが相談に応じてくれるオンラインカウンセリングは、相談窓口まで直接行かなくても、自宅からオンラインで専門のカウンセラーと顔を合わせながら相談できるのがメリットです。

オンラインカウンセリングは、仕事が終わったあとの比較的遅い時間でも対応しており、予約もスマホがあれば簡単にすることができます。ハラスメントで悩んだら無理をせずに相談をしてみましょう。

外部の相談窓口を利用する

社内に相談窓口があっても、相談をすることでかえって事態が悪化するのではないかと不安で相談ができないという方も多いのではないかと思います。
ここでは社外の相談窓口を紹介していきます。

総合労働相談コーナー(各都道府県労働局)
各都道府県労働局や労働基準監督署内など、379か所に設置されています。
会社がある場所の労働局または労働基準監督署に相談をします。

個別労働関係紛争のあっせん
厚生労働省管轄の、ハラスメントの相談が出来る外部窓口です。
労働委員会が問題解決のサポートを行っています。

みんなの人権110番 全国共通人権相談ダイヤル
法務省が管轄する人権に関する外部の相談窓口です。
こちらは総合労働相談コーナーとは異なり、電話をかけた地域の法務局・地方法務局につながります。

メザニン【仕事の悩み】職場で起きやすいハラスメントとは?

まとめ

ハラスメントには多くの種類があります。

受けている行為がハラスメントに該当するのか、もし該当していたらどのような対処が必要なのかについて解説をしました。

ハラスメントは放置せず、個人でできることから対処していくことが大切です。社内の相談窓口に相談するのが不安な場合は、まずは外部の相談窓口を利用してみましょう。

自宅からでも相談できる専門のカウンセラーによるオンラインカウンセリングも有効です。

 

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