教育カウンセリング分析


「教育カウンセリング分析」は、EMCA会員を対象とした研修です
eMC初期研修制度の実務実践科目に含まれます

この研修の狙いと目的

・継続的な心理分析および指導者との教育的な関わりによる、カウンセラーの自己成長と相談対応力の向上

・カウンセラー自身の認知やパーソナリティの傾向、葛藤や無意識などの深い自己理解ができるようになり、それを自身でコントロールできるようになる

・ワークとセッションを通じて無意識の言語化に取り組み、新たな気づきを得る

・指導者のサポートによって「間主観性」を体感し、理解する

教育カウンセリング分析とは

「教育カウンセリング分析」は、EMCA会員を対象とした研修プログラムです。
eMC初期研修制度の「実務実践科目」に含まれます。

心理療法の源流である精神分析では、より良い治療を行うために治療者は自身の思考の傾向に自覚的であることが必要であるとされ、治療者も臨床経験の豊富な分析者に精神分析(教育分析)を受けることが必須とされています。

精神分析に紐づく教育分析を、心理的支援者であるeMCに向けてチューニングしたトレーニングが「教育カウンセリング分析」です。

本研修は6回のセッションと事前・途中に取り組むワークで構成されています。

臨床心理士との協働作業によって自己理解を深め、「間主観性」を体感したり、自身の無意識の領域に触れる体験を通して、カウンセラーとしての更なる技能の向上を目指します。

※ご利用にはメザニンの会員登録が必要です。

募集要項

対象 eMC、eMC初期研修生
学習時間 10時間(事前学習を含む)
利用料 33,599円(税込)
指導者 「本研修対応の臨床心理士」からお選びください
資格更新ポイント 20ポイント

受講の流れ

Step 1

利用申し込み

会員登録

本特設ページからお申し込みください。自動で届くメールで、「ガイダンス動画」と「事前課題」をご案内します。

Step 2

事前学習

会員登録

「ガイダンス動画」では、この後の流れと事前課題の取り組み方について説明します。その後、「事前課題」に取り組んでください。

Step 3

6回のセッション

継続カウンセリング

メザニンで「6回 36000ポイント」を購入したら、本研修対応の臨床心理士から一人を選んでご予約ください。セッションの途中にもワークがあります。

Step 4

eMC更新ポイント申請

継続カウンセリング

6回のセッションを終えたら、研修の修了と更新ポイント付与をこの特設ページから申請してください。
事務局にて確認後、更新ポイントを付与します。

よくあるご質問

Q. 研修の申し込み時期は決まっていますか?

いいえ。いつでも申し込んでスタートできます。
セッションの予約は、研修対応の臨床心理士のスケジュールを参照し、ご自身のご都合に合わせて予約をお取りください。

Q. 以前にメザニンでポイントを買っていて残額があります。その場合も36000ポイントの購入が必要ですか?

はい。ポイント購入が受講料のお支払いとなりますので、必ず「6回 36000P (33,599円)」をご購入ください。
ポイントを残額と合算したうえで6回のカウンセリングを受けても、受講料のお支払いとはみなされませんのでご注意ください。

Q. 以前にメザニンでカウンセリングを数回受けています。
これは教育カウンセリング分析の回数にカウントされますか?

カウントされません。
必ず申し込みをしたうえで、このページで紹介している臨床心理士のいずれかから、教育カウンセリング分析を目的としたカウンセリングを6回以上受けてください。

Q. 教育カウンセリング分析は、どのくらいのペースで受けるものですか?

トレーニング効果を考慮して、週1回〜隔週での利用を推奨します。

Q. 心理士はどのように選べば良いですか?

「本研修対応の臨床心理士」の中から、どなたをお選びいただいても構いません。
ただし、トレーニング効果を考慮して、同性の指導者を選択することを推奨します。

Q. 指導者を途中で変えても良いですか?

原則として同じ指導者から継続して6回の教育カウンセリング分析を受けていただきます。
どうしても難しい場合は、事務局までご相談ください。

Q. 教育カウンセリング分析で、個人的な悩みの相談はできますか?

本研修は、あくまでもカウンセラーとしてのトレーニングです。
その過程で個人的な悩みに向き合うことが相談対応力の向上につながると指導者が判断する場合は、個人的な悩みを扱うこともあります。

Q. 教育カウンセリング分析の過程で、スーパービジョンのように自分が支援現場で担当しているケースについての指導、意見をもらうこともできますか?

本研修は、第一にカウンセラーの自己理解を深めることを目的としています。その過程でケースに触れることで間主観性を体感したり、自分の認知の傾向を理解することも考えられます。
そのため、ケースでのクライエント対応についての助言や指導をもらうこともあります。